青田デンタルクリニック

BLOG 院長ブログ

バラモンキング参戦記 その6(ラン編)

2019.07.05|プライベート

おはようございます。
曇りです。

雨は降っていません。

さて、続きです。

バイクが終わりランに向けてトランジションです。
もうこの時点で体はスカスカ心はボロボロです。

倒れるほどではないですが
ここからフルマラソンを走るなんて考えられません。
とてつもない絶望感が襲い掛かります。

しかしこの絶望感を感じた時こそが
自分にとってのスタートライン、
やっとここまで自分を追い込んだと変な満足感も感じます。

もはや変態です。

とにかく行けるところまで走ってみよう、
トランジションを10分ほどで終え
トボトボと走っているのか歩いているのか
わからないくらいの速さで走り始めます。

当初の目標としてはトータルで1キロを7分以内、
給水所での休憩を考えキロ6分30秒くらいで走ろうと考えていました。
換算するとフルマラソンを5時間以内を目指していました。

意外にも走り始めると1キロ6分30秒以内で走れ
もしかしたら5時間以内も可能かもと少し気持ちが上向きます。
5キロを過ぎ10キロを過ぎ
ペースも一定でとにかく無心、走り続けます。

しかし15キロ近くになった時
全身から汗がにじみ出て
水をかぶろうが立ち止まろうが
何をしても汗が止まりません。

水分を積極的に取って何とか走りますが
自分自身は暑くもなく不安になります。

トライアスロンロングでは
低血糖、脱水、熱中症に気をつけなくてはいけません。
冷静に状況を考えこれは熱中症、
原因は塩分不足と気づきました。
カロリーと水分の補給は十分でしたが
塩分の摂取が不足して汗が止まらない状態です。
バイクの時に補給ドリンクに塩を入れたのですが足りなかったようです。

そしてトライアスロンの給水所には塩が用意されているのです。
そこからは給水所の度に
スポーツドリンクに塩を混ぜて飲み
徐々に体調が回復、油断はできないので
ゆっくりとペースを戻していきます。

20キロくらいハーフを過ぎてくると大分元に戻りました。
しかしそれで順調にとはいかず
今度は筋力が限界で足が動かなくなってきます。
そこからは上りは歩いてもいいから
平地と下りはゆっくりでもとにかく走る、
マイルールを決めて進み続けます。

日も暮れて暗い中、五島の方々はずっと応援を続けてくれています。
本当に感動しました。
また大会には足切りタイムがあって途中関門で止められてしまうこともあります。
折り返しのコースなので後続の選手とすれ違うのですが
どう考えても関門で止められてしまうのに走り続ける選手を何人も見ました。
これにも感動しました。

ウルウルとしながら残り5キロくらいになり
自分の完走を確信してからは
沿道の応援の人たちに全員に
ありがとうございました
とお礼を言いながら走り続けました。

そしてゴールの明かりが見えてきた時
感動よりも安堵感よりも
間に合わなくても最後まで走り続ける選手への尊敬、
全ての人たちへの感謝
この二つの気持ちでいっぱいでした。

ゴール直前のカーペットの上を走りながら
あれだけ苦しんで後悔や心が折れそうになったのに
また挑戦しよう
懲りずにこの気持ちになっていました。

ランタイムは5時間10分台、
目標は達成できませんでしたが
思ったより早くゴールできたと感じます。

トータル14時間10分ちょっと
目標は13時間だったので1時間くらい遅れましたが
完走できたことが何よりです。

あとで聞くと今回の大会は
コンディションが非常に悪く
過去最低の完走率だったそうです。

ゴール後はとにかく荷物をまとめて宿にすぐ帰り
近くのコンビニで食料と祝杯を購入
一緒に参加していた友人とお風呂に入った後に乾杯しました。

缶ビール1缶飲んだだけで
気絶するように寝てしまいました。

バラモンキングの話はもう少し続きます。
お付き合いよろしくお願いします。